トランプ大統領との固すぎる関係

ヘグセスとホワイトハウスの間にも緊張が高まっている。兵器不足をめぐる報道が最初に出たとき、当初トランプは否定したが、その後怒りをあらわにした。ヘグセスから報告を受けていなかったようだ。

だが、トランプがヘグセスを解任する可能性は低い。彼の起用が間違いだったと認めることになるし、トランプは間違いを認めるのが大嫌いだ。

ヘグセスはトランプに揺るぎない忠誠を示してきた。トランプが最も重視する資質である。

2人の結び付きを強めたのは、上院でヘグセスの承認公聴会が開かれる前に、ヘグセスの指名撤回を求める圧力がトランプにかかったことだ。ヘグセスには飲酒問題があり、元妻たちには虐待を加え、大きな組織を率いた経験がないと報じられた。だが、トランプは指名を撤回しなかった。採決は賛否同数となり、議長を兼務するJ・D・バンス副大統領が賛成票を投じてようやく承認された。

ヘグセスはトランプ政権で最も不人気な閣僚かもしれない。今回の文書が示すところでは、最も危険な閣僚である可能性もある。トランプは用済みになった多くの忠実な側近のように、ヘグセスを切り捨てるのか。それとも2人は、もう離れられない関係なのか。

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