世界のディーゼル燃料供給は、余剰精製能力の欠如、ロシアによる輸出禁止措置、冬季の需要ピークが近づいていることから、引き続き不足した状態が続く見通しだ。業界関係者が8日に明らかにした。

石油商社ビトルのラッセル・ハーディ最高経営責任者(CEO)はAPPEC会議で 「ロシアからが日量200万バレル、中東からも同200万バレル近く不足しているため、製品は不足している」と述べた。

フィリップス66の幹部マーク・セン氏は、米国の製油所のほとんどがすでにフル稼働だと指摘。「ディーゼル在庫がかなり不足する冬シーズンを控えている状況では、市場で強気相場が続く環境が整いつつある」と付け加えた。

米国のディーゼル価格は先週後半、過去最高値を更新。精製利益の指標クラックスプレッドは2日に1バレル当たり108.02ドルという過去最高の日中高値を記録した。

[ロイター]
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