Idrees Ali Jasper Ward
[ワシントン 31日 ロイター] - 米軍制服組トップのダン・ケイン統合参謀本部議長は、今年11月に実施される中間選挙の投票所に、連邦軍要員や州兵を派遣する計画はないと説明した。
ロイターが入手した、民主党のエリッサ・スロトキン上院議員に宛てた書簡で、選挙の運営と警備は州と地方自治体当局の責務であり続けると述べた。スロトキン氏は先に、トランプ政権が中間選挙に介入しないよう、ヘグセス国防長官を含む軍高官に確約を求めており、書簡はこれに応じたもの。当局者によると、書簡は8月28日に受領された。
ケイン氏は、部隊派遣は計画していないと強調した上で、投票用紙や投票機、その他選挙関連物品を軍が押収する計画もないと表明。「今年11月の中間選挙における統合軍の役割について、違法な命令を受けたことはなく、今後受けるとも予想していない」と述べた。
スロトキン氏ら民主党議員は、トランプ政権が投票所付近に軍や武装した連邦要員を動員する可能性を懸念している。こうした懸念は、トランプ氏が今年5月、投票所に州兵や移民・税関捜査局(ICE)の職員を派遣するかどうかを問われた際、「公正な選挙を確実にするため必要なことは何でもする」と述べたことで一段と高まった。