Nevzat Devranoglu
[アンカラ 31日 ロイター] - トルコ統計局が31日発表した2026年第2・四半期(4─6月)の国内総生産(GDP)は前年同期比で2.3%増えた。伸び率はロイターがまとめた市場予想の2.9%を下回った。金融引き締めに加えて中東紛争でエネルギー価格が高騰していることも足を引っ張った。
伸び率が鈍化したのは4四半期連続。シムシェキ財務相は「バランスの取れた」第2・四半期の成長を経て、今後は「(物価上昇率が緩和していく)ディスインフレの進展と、より好ましい世界情勢が追い風となり、今後は経済成長率が徐々に上昇すると予想している」との見方を示した。
前期比(季節・暦年調整済み)は1.1%増。市場では26年通年のGDP成長率は前年比3.05%増と予想されている。
第2・四半期は農林水産業が13.3%増と大きな伸びを示し、情報通信も8.6%増えた。
エコノミストらは第2・四半期の経済成長率に外需が0.6ポイント寄与した一方、内需は前四半期比で1.3%減ったことを注視し、これがディスインフレの進展を示す動きだと指摘した。
25年のGDP成長率は3.7%とし、従来発表の3.6%から上方修正した。
26年7月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で31.75%上昇している。トルコ中央銀行は前回の金融政策決定会合で、主要政策金利を4会合連続で37%に据え置くことを決定した。