[ニューヨーク 31日 ロイター] - 米国株式市場は続落。イラン情勢を受けた原油相場の上昇でインフレ懸念が再燃し、利上げの可能性が高まった。
原油価格の上昇は投資家のリスク選好姿勢を弱め、米国債利回りを押し上げた。米連邦準備理事会(FRB)のウォーシュ議長による先週のタカ派的な発言を消化する動きも続いた。
この日は幅広い銘柄に売りが出たが、主要3指数はいずれも月間では上昇した。ナスダック総合指数はこのところ軟調となっているものの、人工知能(AI)関連銘柄の物色が続く中、8月の上昇率が3指数の中で最大となった。ダウ工業株30種は月間で5カ月連続のプラスとなった。
チェース・インベストメント・カウンセルのピーター・タズ社長は「ウォーシュ氏の先週の発言を受け、9月は利上げ予想が優勢になった」と指摘。「そこに中東での敵対行為の継続が加わった」と述べた。
米国とイランの膠着状態の長期化やそれに伴うホルムズ海峡の封鎖を背景に、エネルギー価格の上昇圧力が広範かつ構造的なインフレに拡大し、FRBが9月にも利上げを迫られるとの懸念が高まっている。
CMEのフェドウオッチによると、金融市場は現在、FRBが9月の会合で25ベーシスポイント(bp)の利上げを実施する確率を65%超織り込んでいる。
S&P総合500種の主要11業種では、原油高を追い風にエネルギー株の上昇率が最大となり、ハリバートンとバレロ・エナジーがともに1.9%上昇した。
一方、公益事業は軟調で、カリフォルニア州の電力大手PG&Eが20.1%急落。山火事に関連する電力会社の賠償責任問題の解決にほとんど寄与しない同州上院法案の修正が重しとなった。
ゲームストップは2.9%上昇。以前発表した14億ドル規模の債務交換のうち約27%について、新株発行ではなく手元資金で支払うと明らかにしたことで、さらなる株式希薄化が回避された。
ニューヨーク証券取引所では値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を1.95対1の比率で上回った。ナスダックでも1.58対1で値下がり銘柄が多かった。
米取引所の合算出来高は156億5000万株。直近20営業日の平均は155億8000万株。
終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード
ダウ工業株30種 53185 -374 -0.7 53462 53462 53123
.90 .09 0 .60 .60 .62
前営業日終値 53559
.99
ナスダック総合 26370 -31. -0.1 26358 26398 26249
.89 53 2 .56 .33 .77
前営業日終値 26402
.42
S&P総合500種 7686. -25. -0.3 7697. 7697. 7665.
14 62 3 52 52 06
前営業日終値 7711.
76
ダウ輸送株20種 21302 -76. -0.3
.01 74 6
ダウ公共株15種 1063. -15. -1.4
16 12 0
フィラデルフィア半導体 11535 +65. +0.5
.05 39 7
VIX指数 14.92 +0.4 +3.4
9 0
S&P一般消費財 1920. -13. -0.7
67 96 2
S&P素材 663.7 -5.6 -0.8
1 5 4
S&P工業 1479. -17. -1.1
83 44 6
S&P主要消費財 933.4 -3.0 -0.3
9 8 3
S&P金融 958.3 -6.8 -0.7
6 3 1
S&P不動産 280.8 -2.1 -0.7
6 9 7
S&Pエネルギー 971.7 +20. +2.1
7 01 0
S&Pヘルスケア 1984. -8.3 -0.4
28 6 2
S&P通信サービス 450.9 -7.4 -1.6
8 6 3
S&P情報技術 6959. +20. +0.3
48 50 0
S&P公益事業 426.8 -5.1 -1.1
6 0 8
NYSE出来高 17.90
億株
シカゴ日経先物9月限 ドル建て 6591 - 大阪比
0 540
シカゴ日経先物9月限 円建て 6589 - 大阪比
0 560