[上海 28日 ロイター] - 中国株式市場は下落して終了した。商品関連株が上昇したものの、バイオテクノロジー株と半導体株の下げが重しとなった。香港株は前日の米株高を受けて上昇した。

上海総合指数は0.1%安、大型株で構成するCSI300指数は0.5%安。香港のハンセン指数は0.1%高で終了した。

モルガン・スタンレーはリポートで、米金利上昇に伴い中国株の地合いが軟化したと指摘した。それでも「最大の流動性圧迫要因が薄れ、世界的な人工知能(AI)関連銘柄の買いが再び勢いを取り戻す中、中国市場の力学が改善する余地があるとの見方を維持する」と述べた。

中国の半導体メーカー、長鑫存儲技術(CXMT)の大型新規株式公開(IPO)などを巡り、市場から資金が吸収されることへの懸念が最近強まっている。

半導体株は下落した。バイオテクノロジー株も下げが目立った。

一方、不動産株は同セクターの一段の悪化を示す兆候にもかかわらず上昇した。商品関連株も買われた。

モルガン・スタンレーは「長引く不動産不況が中国のK字型回復の主因だ。成長がさらに下振れすれば、秋に追加の政策支援が打ち出される可能性が高まる」と指摘。「それが確認されれば、株式市場は反発する可能性がある」との見方を示した。

香港市場では素材株、メディア株、IT株の上昇が目立った半面、半導体株や海運株が下げを主導した。

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