[28日 ロイター] - フランス国立統計経済研究所(INSEE)が28日発表した第2・四半期の国内総生産(GDP)確報値は前期比横ばいで、速報値(0.2%増)から下方改定された。レスキュール経済財務相は、熱波や干ばつ、山火事が下押ししたと指摘した。

ロイターがまとめたエコノミストの予想平均は0.2%増だった。

INSEEは、熱波と干ばつによる農業生産低迷が下方修正につながったと説明した。

輸出と個人消費の回復が下支えた。輸出は2.9%増。航空機の力強い回復がけん引し、第1・四半期の3.0%減からプラスに転換した。

個人消費も第1・四半期の0.3%減から0.3%の増加に転じた。食料、エネルギー、工業製品が押し上げた。

また、8月の消費者物価指数(CPI)速報値は、欧州連合(EU)基準で前年比2.7%上昇。7月の2.4%上昇から加速した。

<見通しへのリスク>

第1・四半期は0.1%のマイナス成長。第2・四半期がゼロ成長となったことで、政府の通年成長率予想0.7%を達成するには、第3、第4・四半期ともに0.5%の成長が必要で、達成はほぼ絶望的だ。また財政赤字の対GDP比を25年の5.1%から5.0%に下げることも難しい。

レスキュール氏は経済会議で、10月初旬発表の27年予算案に向けて9月に成長率と財政赤字見通しを更新する際、第3・四半期の低調を反映させる必要があるとの見通しを示した。

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