[東京 28日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は反発し、前営業日比0.41%(273円58銭)高の6万6405円56銭で取引を終えた。前日の米株高を受けて上値追いで始まったものの、米国で開幕した年次シンポジウム「ジャクソンホール会議」でのウォーシュ米連邦準備理事会(FRB)議長の講演を待ちたいとのムードが強く、中盤から見送り気分が広がった。全体的に商いも低調。後場に入ってじり安だったが、終盤は小戻した。
米国株式市場の上昇が好感されたほか、引き続き米半導体大手エヌビディアが示した強気の売上高見通しが手掛かりとなり、一部の半導体関連株が物色されて堅調な展開となった。
しかし、買い一巡後は方向感に乏しく、小幅高の水準でのもみ合いに終始。週末であることから参加者も少なく、物色面でも特徴的な動きが見いだせず、商いは低調だった。
プライム市場の騰落数は値上がりの方が多い状態が続き、崩れる雰囲気はなかったが、上値を積極的に取ろうとする動きもみられない。
市場では「ジャクソンホール会議の内容で相場の流れが大きく変わるとは思えず、日米ともに利上げを警戒しつつ、しばらくはもみ合うのではないか。当面は、米中会談、米中間選挙などを意識して方向性を探る動きになるとみている」(日東フィナンシャルグループ代表の中島肇氏)との声が聞かれた。
TOPIXは0.72%高の4146.71ポイントで取引を終えた。東証プライム市場指数は前営業日比0.72%高の2138.53ポイントだった。プライム市場の売買代金は8兆1223億1600万円だった。
東証33業種では、値上がりは海運や鉱業、保険など16業種、値下がりはその他製品や精密機器、医薬品など17業種。
個別では、アドバンテスト、太陽誘電などがしっかりだったほか、リクルートホールディングスが最高値を更新したが、ソフトバンクグループが小安く、キオクシアホールディングスが大幅安となった。
新興株式市場は、東証グロース市場250指数が続伸し、3.16%高(25.20ポイント高)の823.16ポイントだった。
東証プライム市場の騰落数は、値上がりが873銘柄(56%)、値下がりは631銘柄(40%)、変わらずは49銘柄(3%)だった。
終値 前日比 寄り付き 安値/高値
日経平均 66405.56 273.58 66104.49 66,012.20─6
6,842.82
TOPIX 4146.71 29.49 4116.82 4,114.38─4,
162.36
プライム指数 2138.53 15.22 2122.94 2,122.94─2,
146.56
スタンダード指数 1731.61 9.56 1722.36 1,722.23─1,
737.13
グロース指数 1048.58 29.02 1020.91 1,020.44─1,
050.89
グロース250指数 823.16 25.2 799.20 798.75─824.
80
東証出来高(万株) 217795 東証売買代金(億円) 81223.16