[ナイロビ 26日 ロイター] - アフリカ連合(AU)が支援する取り組みである「アフリカ相互審査メカニズム(APRM)」が10月にアフリカ大陸全体を対象とする信用格付け機関を設立する見通しだ。AUの上級顧問が26日、明らかにした。
• AU委員会の債務担当技術顧問ポール・シカズウェ氏は、アフリカ向けに創設されるこの格付け機関について、10月5日にモーリシャスで発足すると述べた。
• シカズウェ氏はナイロビで開かれた債務・開発に関する会議で「これは国際金融体制の改革推進に向けたわれわれの取り組み姿勢を示すものであり、前進の証しだ」と語った。
• APRMは、アフリカ諸国政府がフィッチ、ムーディーズ、S&Pグローバルといった世界の大手格付け会社による格付けの代替を模索する中で、アフリカ諸国の信用力を評価する機関の設立に向け長年取り組んできた。
• アフリカの指導者は以前から、欧米の3大格付け会社がアフリカ諸国への融資リスクを公正に評価していないと主張。また、紛争やパンデミック(世界的大流行)などの危機時に、アフリカの格付けを性急に引き下げていると批判してきた。