[シドニー 27日 ロイター] - オーストラリアの主要4銀行のうち、コモンウェルス銀行(CBA)とナショナル・オーストラリア銀行(NAB)、ANZの3行が、年内の追加利上げを予想している。7月のインフレ統計が予想を上回る伸びとなり、物価圧力が依然として強いとの懸念が再燃した。
NABは、豪準備銀行(中央銀行)が9月の次回金融政策会合で利上げに動くと予想。経済活動が底堅さを維持すれば、11月にもさらに利上げが行われる可能性があるとの見方も示した。
CBAとANZは11月の利上げを予想する。ウェストパックは据え置きとの見方を維持している。
CBAの豪経済担当責任者、ベリンダ・アレン氏は「単月の統計は慎重に解釈する必要はあるが、基調的な品目や国内要因の影響を受ける品目で幅広く物価上昇の勢いが再び強まっていることは、ディスインフレのペースが停滞していることを示している」と指摘。「中銀の最近の情報発信を踏まえ、(11月に)政策金利を引き上げるとみているが、9月に前倒しされる可能性もある」と語った。
豪中銀は今月、2会合連続で政策金利を据え置いた。