Stefanno Sulaiman
[ジャカルタ 26日 ロイター] - インドネシア中央銀行の次期総裁候補として唯一指名されているデストリ・ダマヤンティ氏(62)は26日、議会の適格性審査委員会で、総裁に就任した際は金融の安定を確保しつつ、経済成長と雇用創出を支える方針と述べた。
ペリー・ワルジヨ総裁(当時)の突然の辞任を受けて、上級副総裁だったデストリ氏が総裁代行に就任し、その後プラボウォ大統領によって正式な総裁候補に指名された。議会で承認されれば同国初の女性中銀総裁となる。
デストリ氏は委員会での冒頭発言で、「中銀はルピア相場、決済システム、金融システムの安定維持だけでなく、実体経済の成長と雇用創出に資する経済環境を生み出すポリシーミックスの実施も担っている」と述べた。
議会はプラボウォ大統領の与党連合が多数を占めていることから、デストリ氏の総裁人事が承認される公算は大きい。議会は2008年以降、現職大統領が指名した総裁候補を否決したことがない。
人事に関する委員会の決定は27日に出される見通しで、その後、本会議で採決が行われる。