Mohi Narayan
[ニューデリー 26日 ロイター] - 26日に公表された暫定的な海運データによると、25日にホルムズ海峡を通航した商品(コモディティー)運搬船は5隻で、前日からほぼ横ばいだったものの10日間平均の15隻を大きく下回った。
船舶追跡サービスのケプラーが0408GMT(日本時間午後1時8分)時点で公表した初期データによると、液化石油ガス(LPG)を積んだタンカー2隻とアスファルトを積んだタンカー1隻が同海峡を経由してペルシャ湾を出た一方、空の石油製品タンカー2隻がオマーン湾からペルシャ湾に入った。24日に同海峡を通航した商品運搬船は4隻だった。
一部の船舶は航行中に位置情報の発信装置を切ることがあるため、数値は変動する可能性がある。
中東のもう一つの海上輸送の要衝であるバベルマンデブ海峡の通航についても、商品運搬船は31隻と前日の29隻からほぼ横ばいで10日間平均並みの水準だった。
イランは、トランプ米大統領による経済的圧力の強まりを受け、ホルムズ海峡の管理を巡りオマーンとの協議を再開したと明らかにした。
イランとオマーンの双方は25日、暫定的な共同海運回廊の設置を検討し、同海峡からの機雷除去で合意したことを明らかにした。
INGエコノミクスはリポートで「両者間のいかなる合意も、この重要な要衝を通る石油の流れが正常化することを意味するものではない」と指摘。「正常化に向けた動きが見られる前に、米国がイランの港湾に対する封鎖を解除し、対イラン制裁を緩和する必要があるだろう」と述べた。