[パリ 24日 ロイター] - フランスのブレジョン政府報道官は24日、国債利回りの上昇を受け、議会で予算に関する「真剣な」議論が必要になると述べた。政府は財政赤字の削減と消費者への過度な負担回避の両立を目指している。
ブレジョン氏は「これら全てには明らかに厳しい取り組みが求められる」と述べた上で、政府は国民への増税を避けつつ、財政状況の改善と赤字削減を目指す方針を改めて示した。
フランス10年国債の利回りは先週、2008年以来の高水準となる4.13%超に達した。
政府が27年の大統領選挙を前に赤字抑制を図る中、議会での予算審議は難航が予想される。世論調査によると、大統領選では極右勢力が優位に立つ可能性がある。
レスキュール財務相もこの日、政府は財政赤字を可能な限り5%に近い水準に抑えるためあらゆる手を尽くすと述べていた。
欧州委員会は、フランスの26年財政赤字を対国内総生産(GDP)比5.1%と予想している。これは欧州連合(EU)加盟国に義務付けられている赤字上限3%のルールに抵触する水準となる。