[ハンブルク 24日 ロイター] - ドイツを流れるライン川の水位が最近の降雨を受けて急上昇し、貨物船の積載量が増えつつある。ただ、水深不足の問題は依然として残っている。ドイツ内陸水運当局(WSV)が24日明らかにした。
• 欧州西部を襲った熱波を受けて、ライン川の水位は8月に入って過去最低を記録。ドイツ企業は、物流に混乱が生じたと報告していた。産業界は輸送コスト上昇、物流のボトルネック、生産抑制に苦しんでいた。
• コモディティートレーダーは「船舶はまだ部分積載での航行しかできないが、貨物量を増やせるようになってきた。今週はライン川流域で追加の降雨が予想されており、状況はさらに改善する可能性がある」と語った。
• WSVによると、コブレンツ近郊にある難所カウプの航行可能水位(基準点からの水位)は24日時点で約60センチ。先週は約5センチまで低下、2018年に観測された過去最低の25センチを下回った。カウプで貨物船を満載状態で航行させるために通常必要とされる水位は約1.5メートル。
• 8月中旬には水深不足のため、多くの船舶がカウプ通過を停止していた。トレーダーらによると、一部の船舶は現在、700─800トンの少量積載でカウプ通過を再開している。