[パリ 24日 ロイター] - 来年のフランス大統領選で、極左指導者ジャンリュック・メランション氏が決選投票で極右候補マリーヌ・ルペン氏の対立候補となる可能性が最も高いことが、24日発表の世論調査で示された。フランスの有権者間の深刻な分断が浮き彫りになった。
急進左派「不屈のフランス(LFI)」の候補であるメランション氏は、5つの想定シナリオのうち少なくとも3つで決選投票に進む見込みで、4つ目のシナリオでは2位で並んだ。
この結果は、分断が進む有権者への働きかけに苦戦している中道派候補に厳しい内容となった。
中道派候補のエドゥアール・フィリップ氏は24日、「ルペン氏とメランション氏が決選投票で対決するリスクは現実的で深刻だ」と記者団に述べた。
調査によると、第1回投票でメランション氏が16─17%、ルペン氏が35─38%の票を獲得する見込み。決選投票ではルペン氏が64%の票を得てメランション氏に勝利するとみられている。
メランション氏は2012年、17年、22年と過去に3度大統領選に立候補しているが、一度も決選投票に進出していない。