[ロンドン 24日 ロイター] - 英首相府は24日、バーナム首相が欧州連合(EU)のコスタ大統領に対し、英国はEUとの関係強化に向け、積極的に取り組む意向を伝えたと明らかにした。年内に開かれる英・EU首脳会議がその機会になるとの考えも示した。
バーナム氏は23日夜、ウクライナを支援する「有志連合」会合の共同議長を務めるためキーウに向かう途中、コスタ氏と会談した。
英首相官邸の報道官によると、バーナム氏は、英国は欧州の同盟国との既存の防衛・安全保障協力を土台に、幅広い分野で連携強化を目指すと表明した。「EUとの関係緊密化に向け、より大胆に取り組む必要がある」と伝えた。
同報道官は「これには英国と欧州の同盟国が既に築いている緊密な防衛・安全保障関係を基盤に、あらゆる分野で協力を深めることが含まれる」と説明した。
また両首脳は、年内に開かれる英・EU首脳会議がこうした取り組みを継続するための有効な場になるとの認識で一致した。
バーナム氏はキーウへの移動中、ルクセンブルクのフリーデン首相とも会談した。
両首脳は、カナダが支援する多国間の防衛支出金融機関「防衛・安全保障・レジリエンス銀行(DSRB)」や、英国、オランダ、フィンランド、ポーランドが立ち上げた「多国間防衛メカニズム」など、防衛支出を増やすためのさまざまな仕組みについて協議した。二つの枠組みが相互に補完し合う方法について話し合ったという。