[ベルリン 24日 ロイター] - 欧州最大の自動車メーカー、独フォルクスワーゲン(VW)が一段のコスト削減を検討する中、経営陣の発言に従業員が動揺し不信感を抱いていることが、ロイターが24日に確認した労働評議会の文書で分かった。
文書によると、労働評議会が先週実施したオンライン調査で、経営陣による公の場での発信によって従業員とその家族が族が「動揺し、おびえて」いることが分かった。また、雇用の保障や早期退職・退職金制度の行方、エムデン、ハノーバー、ネッカーズルム、オスナブリュック、ツビッカウにある工場の見通しについて懸念を示した。
オリバー・ブルーメ最高経営責任者(CEO)は21日の社内メモで、これら4工場について、2030年代に競争力のある設備稼働率に達しないとの見込みを示したが、具体的な工場閉鎖はまだ決定していないと強調した。
ブルーメ氏に対しては、情報を隠しているとの非難が出ているが、同氏は否定している。25日には、ブルーメ氏がウォルフスブルクで開かれる臨時会議で従業員に向けて話す。コンポーネント部門責任者で経営陣メンバーのトーマス・シュモール氏もブラウンシュバイクで演説する予定。