[ニューヨーク 21日 ロイター] - 米国株式市場は主要3指数が反発して取引を終えた。ただ、米国債利回りの変動や中東情勢の進展を巡る不透明感に投資家が動揺し、週間ではマイナスとなった。
S&P総合500種とハイテク株比率の高いナスダック総合指数は3週続伸が止まった。ダウ工業株30種は2週続落となった。
株式投資家はこのところ、米国債利回りの動向を手掛かりとしてきた。
ノースカロライナ州シャーロットに拠点を置くノースライト・アセット・マネジメントの最高投資責任者(CIO)、クリス・ザカレリ氏は「米国債利回りの上昇やベセント財務長官の介入を巡り、上下に揺れるやや不安定な1週間だったが、この日は市場は一息ついた」と述べた。「週の半ば、株式投資家は利回りが一方的に上昇し続けるのではないかと懸念していた。財務省の発表を受けて、投資家はもうそれほど心配していない」とした。
投資家の懸念を和らげたのは、この日発表された経済指標だった。
S&Pグローバルが21日発表した8月のサービス業PMI速報値は56.8と、2024年12月以来の高水準となった。nL6N44I0UI
S&P500種を構成する11業種のうち、この日は大半が上昇した。素材が2.2%高と高いパフォーマンスを示し、ヘルスケアが1.3%高、金融が1%高で続いた。一方、公益は2.3%安と下げが最も目立った。次いで下げが大きかったエネルギーは0.2%安だった。
個別銘柄では、ディスカウント小売りのロス・ストアーズが4.4%高と急伸した。通期の利益見通しを引き上げ、四半期決算が予想を上回ったことが好感された。
個人投資家向け取引プラットフォームのロビンフッドは13.7%高。ビットコインが6.4%上昇して5月中旬以来の高値を付けたことを受け、暗号資産(仮想通貨)交換業者のコインベース・グローバルが8.2%高、ビットコインの大量保有で知られるストラテジーが6%高となった。
ニューヨーク証券取引所(NYSE)では値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を1.68対1の比率で上回った。ナスダックでは値上がり銘柄が値下がり銘柄を1.85対1の比率で上回った。
米取引所の合算出来高は149億1000万株。直近20営業日の平均である166億2000万株を下回った。
来週の投資家の関心は、半導体大手エヌビディアや、インテュイット、セールスフォース、クラウドストライクなどのソフトウエア企業の四半期決算に向かう。投資家はまた、ジャクソンホール会議でウォーシュ米連邦準備理事会(FRB)議長が行う講演の内容も注視している。
終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード
ダウ工業株30種 53277. +517. +0.98 52768 53355 5276
01 80 .87 .92 8.87
前営業日終値 52759.
21
ナスダック総合 26180. +113. +0.44 26198 26269 2604
46 29 .84 .85 9.30
前営業日終値 26067.
17
S&P総合500種 7674.3 +33.2 +0.43 7665. 7697. 7660
7 1 68 11 .06
前営業日終値 7641.1
6
ダウ輸送株20種 21570. +188. +0.88
26 01
ダウ公共株15種 1075.4 -28.0 -2.54
4 6
フィラデルフィア半導体 11740. -59.6 -0.51
37 5
VIX指数 15.13 -0.88 -5.50
S&P一般消費財 1933.5 +17.4 +0.91
0 1
S&P素材 671.95 +14.4 +2.20
5
S&P工業 1523.6 +4.48 +0.30
1
S&P主要消費財 941.25 +5.46 +0.58
S&P金融 955.09 +9.53 +1.01
S&P不動産 286.71 -0.13 -0.04
S&Pエネルギー 970.78 -2.22 -0.23
S&Pヘルスケア 2033.3 +26.4 +1.32
7 2
S&P通信サービス 451.38 +3.87 +0.87
S&P情報技術 6816.4 -2.44 -0.04
9
S&P公益事業 432.81 -10.2 -2.31
5
NYSE出来高 12.29億
株
シカゴ日経先物9月限 ドル建て 65930 - 160 大阪比
シカゴ日経先物9月限 円建て 65915 - 175 大阪比