[21日 ロイター] - 中国人民銀行(中央銀行)が投資信託を対象に長期国債投資に関する調査を実施したことが分かった。関係者が21日明らかにした。中国では債券価格の上昇が加速し、長短金利差の縮小を見込んだ取引が続いている。

関係者によると、人民銀は主に10年債と30年債を調べている。

関係者の1人は、投信の運用資産におけるデュレーションのミスマッチリスクも調査の対象となったと述べた。別の関係者によると、最近の市場のボラティリティーや、ファンドマネジャーが長期債の妥当な利回り水準をどの程度とみているかについても尋ねられた。

長期債価格はこの1カ月間に上昇した。低調な経済指標を背景に金融政策による支援への期待が高まったためだ。10年債利回りは今週、2025年7月以来の低水準を付けた。

20日は10年債利回りが1.68%となった。30年債利回りは2.13%と、25年9月以来の低水準となった。

1年債と10年債の利回り格差は48ベーシスポイント(bp)へ縮小し、3月上旬以来の低水準となった。7月上旬には60bpまで拡大していた。

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