[東京 20日 ロイター] - 粘着素材や特殊紙などの製造・販売を手掛けるリンテックは20日、主要株主の日本製紙が保有するリンテック株1709万株を売り出すと発表した。売出価格は2026年9月1日─3日のいずれかを価格決定日とし、終値に0.90─1.00を乗じた価格に決定する。主幹事はみずほ証券。

需要状況に応じて最大256万株のオーバーアロットメントによる売り出しも実施する。みずほ証券が日本製紙から借り入れるリンテック株を売り出す。

これらの売り出しに伴い、日本製紙の執行役員でリンテックの社外取締役を兼任する佐野孝典氏は、リンテックの取締役を退任。リンテックは日本製紙の持分法適用関連会社から除外される。

リンテックは併せて、売り出しに伴う需給緩和と株主還元強化を目的に、発行済み株式の10.55%に当たる691万株・300億円を上限とする自社株買いを決議したと発表した。取得期間は24日から26日。

日本製紙は今回の売り出しに伴い、2027年3月期の連結決算に投資有価証券売却益を計上する見込みで、売却益が確定次第、公表する。

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