David Milliken

[ロンドン 21日 ロイター] - 英国立統計局(ONS)が21日発表した7月の小売売上高(数量ベース)は前月比0.5%減少した。猛暑やサッカーワールドカップ(W杯)の効果で伸びた前月からの反動減となった。

ロイター調査のエコノミスト予想の中央値と一致した。前年同月比の伸びは、下方修正された6月の3.8%から1.6%に鈍化し、2.2%の市場予想をやや下回った。

最大の押し下げ要因は衣料・靴部門で、前月比2.7%減と、2025年5月以来の大幅減少。多くの店舗が夏物セールの開始を6月に前倒したことが影響した。

WPIストラテジーのチーフエコノミスト、マーティン・ベック氏は、「7月の減少は、新たな消費低迷の始まりというよりも、足踏み状態と解釈すべきだ」と述べた。家庭の電気料金向け付加価値税(VAT)が10月から撤廃され、年後半の需要を押し上げる可能性が高いと指摘した。ただ、バーナム氏が主要な項目の税率据え置きという党公約を堅持するとしているが、10月の予算案で増税が打ち出されるリスクがあると述べた。

21日発表された8月のGfKの長期消費者信頼感指数は2年ぶりの高水準。中東情勢に起因するエネルギー価格高にもかかわらず、消費者心理は底堅いことを示唆した。

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