[ソウル 21日 ロイター] - 韓国銀行(中央銀行)のクォン・ミンス新首席副総裁は21日、金融政策の決定は利上げの副作用を含むさまざまな政策要因を考慮した上で「非常に慎重に」、また必要なら柔軟に行うと述べた。

3年間の任期初日のこの日、「金融の安定性に加え、経済成長と物価上昇を考慮しなければならない。金利を引き上げれば政策効果もあれば副作用も生じ得る」と記者団に述べた。

その上で「政策決定は非常に慎重に、必要なら柔軟に行う時期だ」と指摘した。

これに先立ち、経済は予想以上に力強く成長しているが、インフレ率は中銀の目標を超えており、金融安定リスクも残っていると指摘。政策要因として為替相場のボラティリティーと地政学的リスクも挙げていた。

中銀は先月、3年半ぶりに利上げを実施。力強い成長でインフレリスクが高まっているとして、追加利上げの可能性を示唆した。次回会合は8月27日。

クォン氏は、自身をタカ派とハト派のどちらと位置付けるか問われ、政策は経済状況とデータに基づいて決定すると述べた。

先月来相場が急上昇している通貨ウォンについては、経済のファンダメンタルズ(基礎的要因)は一段の上昇を示唆しているものの、さまざまな外部要因があり引き続き考慮すべき政策変数だとの見方を示した。

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