[北京 19日 ロイター] - 中国外務省は19日、米国は、各国のデジタル主権を尊重すべきとの見解を示した。米政府が、人工知能(AI)での連携を進めるイニシアチブの参加国に対し、中国とのAI競争においてどちらの側につくか選択するよう求めるとの報道を踏まえた発言。
中国外務省の林剣報道官は定例会見で、中国はAIを巡り、どちらかの側に付いたり陣営を形成したりすることに反対しているとし、「各国は自国の国情や発展のニーズに基づき、パートナーを選択する権利がある」と述べた。
トランプ米政権は昨年、AIモデル、半導体、重要鉱物のサプライチェーン確保を目的に、法的拘束力のない「パックス・シリカ」を発足。今年6月には、同枠組みの参加国のほか、AI協力で米政府と歩調を合わせたいと表明した国々がAI機会声明に署名した。
一方、中国は7月に「世界AI協力機構(WAICO)」が設立。29カ国が加盟している。