Emma Rumney
[ロンドン 19日 ロイター] - デンマークのビール大手カールスバーグは19日、上半期決算が市場予想を下回ったものの、通年の営業利益は従来の予想レンジの上限に近い水準になるとの見通しを示した。2025年に英清涼飲料大手ブリトビックを買収した効果が想定よりも早く表れていると指摘した。
通年の営業利益伸び率(買収などの影響除く)は4─6%になると見込んだ。従来予想は2─6%だった。
ブリトビック買収に伴って想定されるシナジー効果の総額1億1000万ポンド(約1億4900万ドル)のうち、26年に約50%が実現する見通しだとした。実現率は従来は30─40%と予想していた。
イラン戦争など地政学的な混乱が需要を脅かす中、カールスバーグはこれまで、通年のガイダンスについて慎重なアプローチを取っていた。紛争は消費者の家計負担を一段と重くし、既に一部の消費者は飲酒を控えるようになっている。直近では中国の悪天候も販売の重しとなっている。
上半期の営業利益は74億5000万デンマーククローネ(11億5000万ドル)で、アナリスト予想の75億5000万クローネを下回った。