Promit Mukherjee Maria Cheng

[オタワ 18日 ロイター] - カナダ首相府は18日、カーニー首相が17日午後にトランプ米大統領と電話会談したと明らかにした。19日に発動する米国の新たな50%関税措置の回避に向け、土壇場で合意形成を目指したとみられるが、それ以上の詳細は示さなかった。

関係筋によると、カナダ製自動車に対する自動車関税が依然として交渉の争点となっており、両国の通商担当者は、カナダ製車両への米関税を15%に引き下げる可能性を巡り協議を続けている。

トランプ米政権は先月、カナダからの幅広い輸入品に50%の関税を課すと発表。対象は約200億ドル相当の輸入品で、米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)の対象品目かどうかにかかわらず適用される。

企業関係者は、新たな50%の米関税措置により、すでに苦境にあるカナダの一部産業で雇用喪失が生じる恐れがあるほか、USMCAの将来を巡る広範な交渉が複雑化する可能性があると警鐘を鳴らしている。

Reuters Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。