<ロンドン株式市場> 下落して取引を終えた。消費関連株が売られ相場の重荷となった。FTSE100種は6営業日続落し、3週間超ぶりの安値。中型株で構成するFTSE250種指数は0.66%安だった。 市場では米イラン間の和平合意への期待が一段と後退。イランの高官は、外交努力が失敗した場合、ホルムズ海峡や周辺地域での緊張を高めると述べた。一方、トランプ米大統領は、戦闘終結に向けてイランが降伏すべきだと主張。これを受けて、原油先物価格は小幅に上昇した。イングランド銀行(英中央銀行)の金融政策に関する手がかりとして、18日発表の英国の雇用関連データや19日のインフレ統計が注目されている。 英国人材開発協会(CIPD)の調査によると、英国の雇用主は引き続き採用に消極的で、企業の景況感も新型コロナ禍の時期を除いて最低に近い水準だった。フィッチは14日、英国のソブリン信用格付けを「AAマイナス」に据え置き、見通しは「安定的」とした。 FTSE350種生活必需品株指数は1.92%安。個人用品株指数は2.29%、飲料株指数は2.70%それぞれ下落。一方、金価格が堅調に推移し、銅が値上がりしたことを受けて、資源大手アングロ・アメリカンは2.0%高。 モルガン・スタンレーなどが目標株価を引き上げたエンジンメーカーのロールスロイスは1.5%上昇した。
ロンドン株式市場:[.LJP]
<欧州株式市場> 4営業日続落して取引を終えた。米イラン間の緊張が続いて投資家心理が抑えられ、高級品株などが下落した。
堅調な決算シーズンが終盤となり、マクロ経済や地政学的な動向に関心が移っている。先週末に発表された米小売売上高を受けて、市場では米連邦準備理事会(FRB)が9月に金利を据え置くとの見方が強まった。一方、LSEGによると、欧州中央銀行(ECB)が9月理事会で25ベーシスポイント(bp)の利上げを決める確率は約84%と見込まれている。 STOXX欧州高級品株10種指数は1.96%安。フランスの高級ブランドLVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)は2.7%、ケリングは4.3%それぞれ下落した。STOXX欧州600種個人・家庭用品株指数は2.29%安。食品・飲料株指数は2.32%下落。酒造大手のディアジオは3.4%安だった。 スイスの容器メーカー、SIGグループは17.6%下落。就任から半年未満で最高経営責任者(CEO)を交代させ、後任を指名したことを受けて急落した。 一方、堅調な貴金属価格を受けて資源株指数は0.69%高。ヘルスケア株指数は0.83%上昇。欧州のバイオ医薬品会社アルジェニクスは17.1%高。自己免疫性筋炎の臨床試験で開発薬が良好な結果を示したことが好感された。 米ゴールドマン・サックスは14日、STOXX欧州600種指数の12カ月先目標を695と、従来の660から引き上げた。堅調な企業業績と底堅い経済を要因に挙げた。
欧州株式市場:[.FJ]
<ユーロ圏債券> 長期国債利回りが数年ぶりの高水準を付けた。中東地域の紛争が長期化するとの見通しから、インフレ圧力が想定以上に根強く続くとの懸念が高まった。 投資家が警戒するのはインフレの高進だけではない。地政学的な緊張が続けば防衛費が増加し、国債発行が拡大して債券市場への圧力に拍車がかかることも懸念材料だ。 ドイツの10年国債利回りは1ベーシスポイント(bp)上昇の3.21%。一時、2011年5月以来の高水準となる3.2158%を付けた。独2年物国債利回りは2.79%とほぼ横ばいだった。 一方、フランス国債は依然として圧迫されている。投資家は、27年春に予定される大統領選挙を前に、フランスの財政軌道が改善する可能性は低いと懸念しているためだ。ただ一部のアナリストは、変動率が低い環境では、投資家が利回りを追い求めることで、独仏10年債利回り格差の拡大が抑えられる可能性があると指摘している。 フランスの10年物国債利回りは1.5bp上昇の4.05%。一時は09年6月以来の高水準となる4.0581%を付けた。30年物国債利回りは2bp上昇の4.8617%と、08年9月以来の高水準に達した。 独仏10年債利回り格差は84bpと、25年10月以来の高水準からそう遠くない水準にあった。 短期金融市場は、2027年3月の欧州中央銀行(ECB)の預金金利を2.76%と、現在の2.25%から上昇すると織り込んだ。また、9月の利上げ確率を90%超と織り込んだ。 ジェフリーズのエコノミスト、モヒト・クマール氏は「われわれはECBの利上げは最大でも1回とみている。原油価格は現在、ECBが6月に提示したどのシナリオよりも低く、複数回の利上げを実施する必要はない」と述べた。 イタリアの10年物国債利回りは1.5bp上昇の4.0%。30年物利回りは23年11月以来の高水準となる4.8254%を付けた。 独伊10年債利回り格差は77bpだった。イラン攻撃前の2月は63bpだったが、3月下旬には25年6月以来の最大となる103.62bpを付けた。
ユーロ圏金融・債券市場:[DE/BJ]
<為替> 欧州終盤 アジア市場終盤 コード
ユーロ/ドル 1.159 1.1606
0
ドル/円 159.3 158.95
3
ユーロ/円 184.6 184.49
8
<株式指数> 終値 前日比 % 前営業日終値 コード
STOXX欧州600種 656.4 -1.45 -0.22 657.86
1
FTSEユーロファースト300 2624. -4.00 -0.15 2628.32
種 32
ユーロSTOXX50種 6530. -9.14 -0.14 6539.59
45
FTSE100種 10720 -29.81 -0.28 10750.11
.30
クセトラDAX 26338 -101.70 -0.38 26440.31
.61
CAC40種 8579. -57.20 -0.66 8636.80
60
<金現物> 午後 コード
値決め 4405.
80
<金利・債券>
米東部時間14時40分
*先物 清算値 前日比 前営業日終盤 コード
3カ月物ユーロ 97.50 +0.01 97.49
独連邦債2年物 105.5 0.00 105.51
1
独連邦債5年物 113.9 -0.03 113.93
0
独連邦債10年物 124.2 -0.19 124.40
1
独連邦債30年物 104.8 -0.56 105.38
2
*現物利回り 現在値 前日比 前営業日終盤 コード
独連邦債2年物 2.802 +0.008 2.797
独連邦債5年物 2.923 +0.017 2.918
独連邦債10年物 3.235 +0.027 3.165
独連邦債30年物 3.761 +0.032 3.713