Leah Douglas
[ワシントン 15日 ロイター] - 米民主党全国委員会(DNC)は15日に南部テキサス州オースティンで開いた夏季会合で、2028年大統領選に向けた党予備選の日程を正式決定し、南部サウスカロライナ州を最初の投票州とすることを承認した。
今回の決定は、DNCの規則・党則委員会が7月に行った採決を正式に追認した形。DNCの発表によると、サウスカロライナ州に続き、西部ネバダ州、東部ニューハンプシャー州、西部ニューメキシコ州、中西部ミシガン州、南部バージニア州の順で予備選が実施される。
大統領候補指名争いで最初に投票を行う州は、候補者の選別に大きな影響を与えることで知られ、選挙資金やメディアの注目を集める傾向がある。
DNCは今回採択した日程について「候補者を十分に試すことができると同時に、開かれた手頃な競争環境が維持される」と説明。DNCのケン・マーティン委員長は声明で「DNCはわが党とその価値観を真に反映した28年の指名日程を策定した。これは28年にホワイトハウスを奪還する助けとなるだろう」と述べた。
民主党の次期大統領候補として名前が取り沙汰されている有力政治家の一部は、この数カ月間にサウスカロライナ州を訪問しており、そうした面々にはケンタッキー州のアンディ・ベシア知事、アリゾナ州選出のマーク・ケリー上院議員、カリフォルニア州のギャビン・ニューサム知事らが含まれる。
7月にはサウスカロライナ州とネバダ州が「最初の投票州」の座を巡って争った。この対立は、民主党内の黒人支持層とヒスパニック系支持層の影響力を巡る代理戦争の様相を呈していた。
22年にはバイデン前大統領の働きかけを受け、民主党が24年大統領選の予備選日程を見直し、サウスカロライナ州を最初の投票州に位置付けた。一方、伝統的に最初の予備選州だったニューハンプシャー州は、当時も全米党本部の方針に反して従来通り1月に予備選を実施。ただDNCはその選挙で選出されたニューハンプシャー州の代議員を承認しなかった。