Florence Tan

[シンガポール 17日 ロイター] - 17日アジア時間序盤の原油先物はほぼ横ばいで推移している。米国とイランの和平合意が見通せない状況が続く中、ホルムズ海峡の船舶通航が週末に減速した。

2350GMT(日本時間午前8時50分)時点で北海ブレント先物は0.20ドル(0.2%)高の1バレル=88.72ドル、米WTI先物は0.05ドル安の82.35ドル。

両指標は先週、ホルムズ海峡でアブダビ国営石油会社(ADNOC)が運航するタンカーが攻撃されたほか、サウジアラムコの製油所も攻撃を受けたことを受け、5%超上昇していた。

週末にはイランのアラグチ外相が、対米交渉を再開する決定は下されていないと発言。一方、トランプ米大統領は米国民に対し、イランとの紛争が続く間、ガソリン価格の「わずかな上昇」を受け入れるよう呼びかけた。

IGの市場アナリスト、トニー・シカモア氏はリポートで「現状維持が続いている。双方とも強硬姿勢を崩しておらず、市場は供給逼迫のリスクと、迂回策や非公式チャネルという安心材料をてんびんにかける状況となっている」と指摘した。

調査会社ケプラーの船舶追跡データによると、15日にホルムズ海峡を通過した商品運搬船は5隻、16日はゼロと、前週末の31隻から減少した。

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