Shariq Khan Michelle Conlin
[16日 ロイター] - ハリケーン「ララ」は米ハワイ島をかすめるように通過した後、熱帯暴風雨に弱まったものの、16日午後の時点でハワイ州全体で18万世帯以上が依然として停電に見舞われている。
「poweroutage.us」によると、現地時間午後3時30分(日本時間17日午前10時30分)時点で18万3123世帯が停電している。州当局者は記者会見で、人口が最も多いオアフ島の停電世帯数は、16日午前時点で22万世帯以上から約13万世帯に減少したと述べた。
また、同州のグリーン知事は、少なくとも100戸の住宅が被害を受けたとの報告が寄せられていると明らかにした。
米国立ハリケーンセンターの情報によると、現地時間午後2時時点でララは時速約20マイル(31キロ)でカウアイ郡の南西方向に向けて西進し、最大持続風速は時速約65マイルと、ハリケーンの基準である時速73マイルをわずかに下回った。カウアイ郡には熱帯暴風雨警報が引き続き発令されているが、マウイ郡とオアフ郡への同警報は16日に解除された。
ハワイアン・エレクトリックは15日夜、ハリケーン級の暴風で樹木が倒れ、雨で道路が冠水しているため、復旧作業に支障が出ていると顧客に警告していた。
州当局者はララがハワイの一部地域に「これまでに見たことのない」規模の鉄砲水をもたらしたと述べた。
また、車両関連の事故で少なくとも1人が死亡したと伝えられていることを受け、住民に屋内待機を呼びかけた。
ハワイ州運輸当局が公開した動画には、道路が浸水する様子が映っていた。米国立気象局(NWS)によると、住宅2戸が流された。
当局者によると、16日午前時点で約117人が避難所に身を寄せている。
州運輸当局は全ての空港が再開されたとしたが、最新情報について航空会社に確認するよう旅行者に呼びかけた。