[ニューヨーク 7日 ロイター] - ニューヨーク外為市場では、ドルが円やユーロなどの主要通貨に対して下落した。7月の米雇用統計で雇用者数が予想に反して減少したことを受け、米景気の先行きへの懸念が強まり、米連邦準備理事会(FRB)による利上げ観測が後退したことがドル売りにつながった。

終盤の取引でドル/円は0.57%安の157.56円。ドルは対円で週間ベースでは約0.10%上昇したものの、ここ数日積み上げていた上昇分は失われた。

米労働省発表の7月の雇用統計では、非農業部門雇用者数が前月比2万3000人減と、市場の増加予想に反し5カ月ぶりに減少に転じた。過去2カ月分の雇用者数も大幅下方改定された。失業率は4.1%と、6月の4.2%から低下。ただ、26万4000人が労働市場から離脱したことが背景で、労働参加率は61.4%と、約5年半ぶりの低水準に迫った。

マッコーリー・グループのグローバルFX・金利ストラテジスト、ティエリー・ウィズマン氏は「非農業部門雇用者数の減少や、前月分の大幅な下方修正はほとんど予想されていなかった」とし、「市場ではFRBの利上げ時期の見通しが従来の9月から、10月、もしくは12月に後ずれした」と指摘。「指標で米経済の弱さや、労働市場が考えられていたほど強くないことが示されるたびに、FRBによる利上げ見通しが先送りされていく」と述べた。

FRBは7月28─29日に開いた連邦公開市場委員会(FOMC)で金利据え置きを決定。据え置きは5会合連続だった。CMEフェドウオッチによると、9月15─16日の次回FOMCでも金利据え置きが決定される確率は現在56%で、前日の45%から上昇した。

ユーロ/ドルは0.39%高の1.1568ドル。

主要通貨に対するドル指数は0.44%安の99.50。週間ベースでは0.31%下落し、2週連続で下落した。

ドル/円 NY終値 157.78/157.83

始値 158.29

高値 158.39

安値 157.04

ユーロ/ドル NY終値 1.1558/1.1559

始値 1.1526

高値 1.1580

安値 1.1527

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