Anuja Bharat Mistry Danielle Kaye

[6日 ロイター] - 米アパレル大手ラルフ・ローレンが6日発表した第1・四半期決算(2026年4―6月)の売上高は19億6000万ドルとなり、LSEGがまとめたアナリスト市場予想の18億7000万ドルを上回った。調整後1株当たり利益も4.59ドルと、市場予想の4.32ドルを超えた。

アジアおよび北米の若い消費者層からの需要が堅調だったことが業績を押し上げた。アジアの売上高は前年同期比24%増え、40%を超える伸び率を記録した中国がけん引した。

パトリス・ルーヴェ最高経営責任者(CEO)は決算発表後の電話会見で、北京で初となる「ポロカップ」を開催したことが機運を高めたと指摘。同社の最大市場となっている北米の売り上げも13%伸びた。

同時に通年(26年4月―27年3月)の売上高予想を上方修正し、6日午前に株価は約7%上昇した。

ジャスティン・ピチッチ最高財務責任者(CFO)は「マクロ経済の不確実性を踏まえ、欧州については適切に慎重な見方をしている」とし、米国と戦闘を繰り広げてきたイラン情勢や、欧州への観光客減少がマイナスに働くと言及した。

欧州の第1・四半期の売上高は7%増えたものの、前期(26年1―3月)に比べると伸び率が鈍化した。ピチッチ氏は欧州の店舗への客足が経済環境悪化の影響を受けたと説明した。

ラルフ・ローレンは17年に同社で初めての社外からのCEOとなるルーヴェ氏を迎え、事業再構築計画に着手。近年は高級アパレルに力を入れることで売り上げを回復させてきた。

併せて若い顧客層を引き付けるためにフリース、スウェットシャツ、フード付き衣類をリニューアルするなど商品群を一新した。スポーツイベントからファッションショーに至るまでのマーケティング活動にも力を入れている。

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