Hiroko Hamada
[東京 7日 ロイター] - 前場の東京株式市場で日経平均は続落し、前営業日比0.98%(644円10銭)安の6万5039円16銭となった。朝方はプラス圏でスタートしたが、次第に半導体関連株に売りが出て日経平均は軟調な展開となった。一方、企業決算を手掛かりにした物色は引き続き活発で、相場全体では底堅さも確認された。
・日経平均は前営業日比0.1%(62円87銭)高でスタートした後、上げ幅を拡大したが、その後マイナス転換。
・軟調な韓国株につれ安となる形で、指数寄与度の大きいAI(人工知能)・半導体関連に売りが出て、指数を押し下げた。日経平均は一時1.57%(1031円)安の6万4651円49銭まで下落。
・売り一巡後は小幅安でもみ合いが継続。今晩の米雇用統計公表を前に手掛けにくさが意識されたとの指摘も。
・好決算を公表した銘柄には買いが先行。ロート製薬はプライム市場の値上がり率トップ。その他、藤田観光が大幅高、任天堂も堅調。
・半導体関連では、アドバンテスト、東京エレクトロン、ソフトバンクグループが下落。レーザーテックは大幅安。
・TOPIXは0.12%高の4060.68ポイントで午前の取引を終了。東証プライム市場の売買代金は5兆3764億5800万円。
・東証33業種では、石油・石炭製品、その他製品、卸売など22業種が値上がり。非鉄金属、ガラス・土石製品、電気機器など11業種が値下がり。
・東証プライム市場の騰落数は、値上がりが931銘柄(59%)、値下がりは585銘柄(37%)、変わらずは37銘柄(2%)。
<岩井コスモ証券 投資調査部フェロー 有沢正一氏>
「週末前でポジション調整が出やすく、半導体関連には売りが出ている。一方、相場全体では底堅い」
「第1・四半期決算にもかかわらず上方修正を発表する企業が多く、企業業績は堅調な印象」
「一方、テクニカル面では、25日移動平均線が上値を抑えている。目先は25日線の回復が焦点となり、明確に上抜けることができれば日経平均は反発の展開を想定」