Siyi Liu
[6日 ロイター] - サウジアラビアの国営石油会社サウジアラムコは、主力油種アラビアンライトの9月積みアジア向け公式販売価格(OSP)を小幅に引き下げた。6日公表の価格通知で明らかになった。
オマーン・ドバイ平均価格を1バレル当たり2ドル下回る水準とした。2020年6月以来の低水準となる。前月は同1.5ドル下回る水準だった。
9月積みOSPの引き下げは、7月にスポット市場の指標価格が下落したことを受けたもの。
一方、アラビアンミディアムとアラビアンヘビーの9月積みOSPは、それぞれ1バレル当たり1.25ドル引き上げた。サウジアラムコは欧州、米国、地中海向けのOSPも引き下げた。
関係筋によると、サウジアラムコはOSPの公表に合わせ、アジアの顧客に対し、ホルムズ海峡内にある主要輸出拠点ラスタヌラで積み込む原油の数量を7日までに通知するよう求めた。同海峡の閉鎖が続いた場合に備え、ヤンブーまたはシディケリルからの代替積み出し数量も併せて通知するよう要請した。
サウジアラムコは、代替港2カ所から供給できる数量は限られ、油種もアラビアンライトのみになると説明した。