Samuel Shen Yantoultra Ngui

[上海/シンガポール 4日 ロイター] - 中国のロボットメーカー、ユニツリー・テクノロジー(宇樹科技)が計画している上海での新規株式公開(IPO)後の企業価値が、500億元(74億ドル)を超える見通しであることが、IPOの主幹事を務める中信証券のリポートで明らかになった。

リポートは投資家向けに配布され、ロイターが閲覧した。中信証券は、宇樹科技の企業価値が月内の上場から6─12カ月後に506億元─559億元になると予想している。

杭州に本拠を置く宇樹科技は、ヒト型ロボットの製造でテスラや米ボストン・ダイナミクスと競合。四足歩行ロボットも手掛けている。IPOでは技術革新と生産のための資金として42億元の調達を目指す。

中国ではロボット産業が、米政府とのハイテク覇権争いを左右する戦略産業の一つと見なされている。

中信証券のリポートは、宇樹科技を「高性能かつ汎用のロボット製造で世界的に知られる業界トップ企業」と評し、企業価値を今年の予想売上高の約20倍、予想利益の約80倍と推定した。

宇樹科技は6日にIPO価格を決定し、7日に投資家からの申し込みを受け付ける。

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