Patricia Zengerle
[ワシントン 4日 ロイター] - 米共和・民主両党の上院議員グループは4日、今年1月に米軍による奇襲作戦でマドゥロ大統領が排除されたベネズエラで早期に選挙を実施するよう求める決議案を提出した。
トランプ政権は現ベネズエラ政府に自由で公正な選挙の実施を促しているものの、ロドリゲス副大統領を暫定大統領に据えてから7カ月が経過した現在もなお、実質的な変化に至っていないとの批判が高まっている。
こうした中、共和党のクルーズ上院議員と民主党のシャヒーン上院議員は、ベネズエラでの選挙に対する米国の支持を改めて表明する決議案を提出した。同案は政治犯の釈放を求めるとともに、政府高官を含め、公職を目指す人に危害を加えた責任がある者は誰であれ処罰されるべきだとしている。
上院外交委員会の有力議員であるクルーズ氏は声明で「ベネズエラ国民には、自由、公正かつ透明な選挙に参加する権利がある。そうした選挙が速やかに行われることは、米国の国家安全保障上の利益にとって極めて重要だ」と述べた。
上院外交委の民主党筆頭委員であるシャヒーン氏は、ベネズエラ当局は全ての政治犯を釈放し、ノーベル平和賞を受賞したマリア・コリナ・マチャド氏を含む全ての政治関係者が安全に帰国して政治活動に参加できるようにしなければならないと述べた。
決議案はほかに、民主党議員4人と共和党議員1人の計5人が共同提案者となっている。