Kalea Hall
[デトロイト 4日 ロイター] - 米ゼネラル・モーターズ(GM)は4日、中国の上海汽車集団(SAIC)との合弁事業契約を20年間延長したと発表した。同社は中国市場で工場閉鎖や一部モデルの廃止など長期にわたる事業再編を経てきた。
出資比率が50対50の折半合弁事業の延長により、世界最大の自動車市場である中国で現地の嗜好に合わせた車両開発がさらに進められることになる。
GMは、中国で「キャデラック」と「ビュイック」ブランドに注力し、「シボレー」ブランドの販売を打ち切ると表明した。
契約条件により、GMは中国を輸出拠点として活用し、ビュイックとキャデラックを中東、アフリカ、南米、メキシコ、アジアの他地域に出荷することも可能になる。
GMは1997年にSAICとの待望の提携を勝ち取り、中国市場に参入した世界の自動車メーカーの先駆けの1社で、中国有数の販売台数を誇るメーカーに成長した。
しかし多くの世界の自動車メーカーと同様、GMの中国販売は過去10年で急減した。国内メーカーの技術力が向上し、市場が電気自動車(EV)に急速にシフトしたためだ。
GMは、SAICおよび五菱との別の合弁を通じて、シボレーの生産と中国からの輸出は継続する。