Maki Shiraki
[東京 4日 ロイター] - トヨタ自動車はハイブリッド車(HV)用の次世代電池の生産を2027年から28年にかけて日本で始める。60万台規模の国内生産ラインを高性能で低コストな次世代電池に切り替える。東崇徳経理本部長が4日、明らかにした。
東氏はオンラインでの決算説明会で、次世代電池について「1台当たり数万円ぐらいのコスト低減効果がある」と指摘。「さらなるHV用電池の一段の拡大に向けた検討を進めているところだ」とも話し、30年までに、トヨタバッテリー(静岡県湖西市)の生産ラインでHV用電池をニッケル水素電池からリチウムイオン電池に順次切り替え、生産能力も増強する方針を示した。
また、「長期の計画として、インドネシアで中国の車載電池大手である寧徳時代新能源科技(CATL)がトヨタ向けに20万台のHV電池をつくる」とも明かした。
トヨタのHVの世界販売台数は26年に初めて500万台を超える見通し。東氏は、こうした取り組みでHVの競争力を強化することで「さらなる需要増と収益増につなげていく」と述べた。