[東京 28日 ロイター] -

ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円

午後3時現在 163.72/163.76 1.1365/1.1367 186.10/186.11

午前9時現在 163.76/163.80 1.1368/1.1370 186.20/186.21

NY午後5時 163.74/163.76 1.1367/1.1370 186.13/186.18

午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場終盤から横ばいの163円後半で推移している。日米中銀による金融政策決定会合を控えて、手掛けづらさが意識されているという。米連邦公開市場委員会(FOMC)はライブ感の強い会合になるとの見方があり、会合の決定内容を踏まえてドル/円の方向感を見極める展開となりそうだ。

ドルは朝方から163.70円台を軸に小動きとなった。値幅も上下に20銭未満で、膠着した相場が続いている。正午前後に片山さつき財務相がLSEGのイベントに登壇したものの、国債発行や市場の信認を巡る片山氏の発言に対するドル/円の値動きは限定的だった。

片山さつき財務相は28日、来年度予算編成に向けた国債発行について、現時点では上限を設けないとする一方、国債市場で投機的な動きを招かないことが重要だと述べた。

市場では、今回のFOMCでの利上げの可能性に関心が高まっている。CMEのフェドウォッチによると、今回会合での25bp(ベーシスポイント)利上げの織り込みは37%強。据え置き見通しが62%強で依然優勢ではあるものの、ウォーシュ連邦準備理事会(FRB)議長が将来の金利動向を巡るフ‌ォワードガイダンスに否定的なこともあって、会合での「ライブ感が強い」(ニッセイ基礎研究所の上野剛志・主席エコノミスト)との声が聞かれる。

仮に、大半の予想通り据え置きが決まった場合でも、先行きの利上げ予想時期が大きく後ずれし、織り込み回数が低下すればドル売り圧力となる可能性があると、ニッセイ基礎研の上野氏は指摘する。一方、週内30日にも方向性が示されるとの報道もある食品消費減税のほか、日銀の金融政策決定会合の内容次第ではドル売り圧力が「円売り圧力に吸収されやすい」(上野氏)という。

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