Noel Randewich
[ニューヨーク 27日 ロイター] - 米国株式市場はまちまち。ハイテク大手の業績見通しが引き続き注視されている。また、原油価格の高止まりを受け、米連邦準備理事会(FRB)が利上げを余儀なくされるとの懸念が広がった。
マイクロソフト、アマゾン・ドット・コム、メタ・プラットフォームズ、アップルが今週、四半期決算を発表する予定だ。投資家の間では、人工知能(AI)への楽観論に支えられてきた数年にわたる上昇相場が勢いを失いつつあるのではないかとの疑念が出ている。
先週はテスラとアルファベットの四半期決算でAI関連の巨額支出が明らかになり、投資家の不安を誘った。
この日はウォルマートが2.1%、マイクロソフトが1.9%、ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)が1%それぞれ上昇し、S&P総合500種のプラス圏維持に寄与した。
原油相場はこの日、1週間ぶりの安値に下落した。トランプ米大統領がイランと良好な協議を行っており、和平合意の可能性があると述べたことが背景。ただトランプ氏は、交渉が不調に終われば米国は攻撃を再開するとも警告した。
原油価格は先週、中東で船舶への新たな攻撃が発生したことを受けて急騰し、北海ブレント先物は1バレル=100ドルを突破していた。
S&P500の11業種のうち7業種が上昇。主要消費財が1.58%高で上げを主導した。
フィラデルフィア半導体指数は直近の下落基調が続き、2.2%安となった。6月22日に付けた終値の最高値から21%下げているが、年初来では依然として63%高となっている。
USバンク・アセット・マネジメント・グループの資本市場調査・ポートフォリオ構築部門責任者ビル・マーツ氏は「きょうはこれまで見られてきた循環物色相場の継続を示している」と指摘。「相場の反応の一部は、利上げが行われるのではないかとの疑念に関連している可能性がある」と述べた。
原油価格の下落を受けて、石油関連株が売られた。オキシデンタル・ペトロリアムは4.1%安、エクソンモービルは1.4%安。
FRBの連邦公開市場委員会(FOMC)結果は29日に発表される。CMEのフェドウオッチによると、市場が織り込む金利据え置きの確率は62%、0.25%ポイント利上げの確率は38%となっている。
S&P500では値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を1.9対1の比率で上回った。
米取引所の合算出来高は158億株。直近20営業日の平均は182億株。
終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード
ダウ工業株30種 52210.08 +262.83 +0.51 52173.42 52607.7 51985.38
8
前営業日終値 51947.25
ナスダック総合 24932.08 -43.74 -0.18 25236.19 25261.9 24774.87
1
前営業日終値 24975.82
S&P総合500種 7413.18 +1.20 +0.02 7464.20 7480.57 7382.74
前営業日終値 7411.98
ダウ輸送株20種 22066.31 -409.85 -1.82
ダウ公共株15種 1157.15 -15.53 -1.32
フィラデルフィア半導体 11554.88 -264.01 -2.23
VIX指数 18.67 +0.09 +0.48
S&P一般消費財 1788.58 +13.61 +0.77
S&P素材 639.85 +1.66 +0.26
S&P工業 1550.31 +4.92 +0.32
S&P主要消費財 945.02 +14.72 +1.58
S&P金融 946.38 +9.41 +1.00
S&P不動産 291.65 -1.45 -0.49
S&Pエネルギー 895.92 -18.40 -2.01
S&Pヘルスケア 1903.62 +9.82 +0.52
S&P通信サービス 439.68 +6.33 +1.46
S&P情報技術 6498.42 -63.40 -0.97
S&P公益事業 463.85 -6.23 -1.32
NYSE出来高 12.70億株
シカゴ日経先物9月限 ドル建て 64100 - 1070 大阪比
シカゴ日経先物9月限 円建て 64055 - 1115 大阪比