普遍的なプラットフォームに
ただし、魅力的なシナリオではあるが課題は山積みだ。例えば、本当の意味で普遍的なMaaSのプラットフォームは、地域で利用できる移動手段を網羅したい。しかし、先駆者であるヘルシンキのWhimも、ウーバーや、乗り捨て型カーシェアリングのドライブナウを取り込めていない。
限定したサービスにしかアクセスできないことは、MaaSの意義に沿わない。実際にWhimは多くのサービスを統合しているが、例えばリフトが、利用者をライバル会社のウーバーのシェア電動自転車に「乗り継ぎ」させるとは、今のところ考えにくい。
とはいえ、MaaSはまだ始まったばかりだ。Whimを利用するケースは、ヘルシンキの交通利用全体の0.5%にすぎない。だがWhimがヒットすれば、より多くの人がAVを体験するきっかけになるだろう。
<2019年2月19日号掲載>
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