Dan Burns

[24日 ロイター] - S&Pグローバルが24日発表した7月の米総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は53.6と、6月の51.9から上昇し、8カ月ぶりの高水準となった。サービス業PMIが53.6と、6月の51.2から上昇し、昨年11月以来の高水準となったことが寄与した。サッカーのワールドカップ(W杯)や米独立記念日の連休に関連した支出が一因となった。

一方、製造業PMIは53.8と、前月の53.9から低下。中東紛争を受けた予備的な在庫積み増しの減速により伸びは3月以来の低水準に鈍化した。ロイターがまとめたエコノミスト予想は54.3だった。

サービス業の新規受注は昨年11月以来最も速いペースで拡大した一方、製造業の新規受注の伸びは4カ月ぶりの低水準に落ち込んだ。雇用は両セクターで控えめに拡大した。

今回の報告は、第3・四半期が堅調なスタートを切ったことを示唆する内容となったものの、7月の押し上げ要因が一時的なものであることや、足元の中東での戦闘激化により勢いを維持するのは難しい可能性がある。

S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンスのチーフビジネスエコノミスト、クリス・ウィリアムソン氏は「米国企業は第3・四半期に好調なスタートを切ったと報告している」とし、7─9月期の国内総生産(GDP)がこれまでのところ2.0%のペースで拡大していることと整合的だと述べた。

また、「W杯や米国建国250年祭関連の行事によって7月はホスピタリティー関連支出が押し上げられたため、今回の改善の一部は短命に終わる可能性がある」と指摘。「また、製造業の伸びが鈍化したことも、予想外ではないものの懸念される。むしろ7月は、サプライチェーン(供給網)の遅延が深刻化し、それに伴って価格圧力の再燃が見られ、成長を制約し需要を抑制する動きがみられた」と述べた。

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