[ロンドン 24日 ロイター] - 英国立統計局(ONS)が24日発表した6月の小売売上高(数量ベース)は前月比1.0%増と、予想外に増加した。気温の上昇やサッカーのワールドカップを背景にエアコンや衣料品への支出が伸びた。

ロイターがまとめたエコノミスト予想は0.3%減だった。

5月の1.2%増からは減速した。4月は1.0%減から0.7%減に上方修正された。

前年同月比では4.2%増と、市場予想の2.3%増を上回った。

イラン戦争への懸念が続く中でも消費者心理が改善し、英経済が回復しつつあることが示された。

キャピタル・エコノミクスの英国担当副チーフエコノミスト、ルース・グレゴリー氏は「6月の小売売上高の増加は、イラン戦争の開始後にエネルギー価格が上昇したにもかかわらず、消費者が支出を維持したことを示している」と指摘した。

その上で「家計の実質所得への下押し圧力は今後強まる見通しで、こうした底堅さが持続するとは予想していない」と述べた。

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