Joyce Lee

[ソウル 24日 ロイター] - 韓国SKグループの崔泰源会長の離婚に伴う財産分与訴訟の差し戻し審で、ソウルの高裁は24日、崔氏に対し、元妻の盧素英氏に財産分与として9440億ウォン(6億4000万ドル)支払うよう命じた。

ソウル高裁は2024年、崔氏に慰謝料20億ウォン(136万ドル)と財産分与として1兆3808億ウォンの支払いを命じた。離婚そのものと慰謝料は既に確定しており、財産分与の額のみが争点となっていた。

最高裁は昨年、盧素英氏の父親で元大統領の盧泰愚氏がSKグループに提供したとされる資金について、法的に保護される寄与として扱うことはできないとの判断を示し、審理を高裁に差し戻していた。

財産分与を巡っては、崔氏が保有するグループの持ち株会社SK株式17.9%の扱いが注目されていた。

ソウル高裁は24日、財産分与の比率を、崔氏が3分の2、盧氏は3分の1とした。盧氏の比率は24年の二審の35%から下がった。

崔氏が保有するSK株式、その他の保有資産については、財産分与の対象としたが、最高裁の判例を引用し、二審の事実審理が終結した24年4月16日時点の価値で評価すべきだとした。また、SKグループの経営権に係る株式の役割を挙げ、崔氏が株式の所有権を保持し、株式を譲渡するのではなく、相当額を現金で支払うべきだと指摘した。

崔氏の弁護団は判決後、「ご心配をおかけしたことをおわびする。判決を検討した上で上告するかどうかを決める」と述べた。

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