Kentaro Sugiyama
[東京 24日 ロイター] -
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後3時現在 163.83/163.85 1.1377/1.1379 186.41/186.42
午前9時現在 163.82/163.86 1.1376/1.1378 186.39/186.40
NY午後5時 163.85/163.86 1.1376/1.1378 186.39/186.45
午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場終盤とほぼ同水準の163円後半で推移している。東京時間の原油価格の動きは限定的で、来週に米連邦公開市場委員会(FOMC)と日銀金融政策決定会合という重要イベントを控えていることもあり、朝方から午後にかけて様子見ムードが強かった。
前日海外時間、米財務省が半期に一度の外国為替政策報告書を公表し「円相場の過度な変動は望ましくない」と警告した。片山さつき財務相は24日の閣議後会見で、為替対応について「断固たる措置を果断にやる」との考えを示したが、これらに対する市場の反応は限定的だった。
FOMCは足元の原油高を踏まえた発信内容が焦点で、タカ派寄りのメッセージが示された場合は再びドル買いが意識される可能性がある。一方、日銀については、展望リポートに示される物価見通しや、植田和男総裁の記者会見での発言が注目されている。総裁会見は、次回利上げに向けたシグナルの有無が注目されている。
市場では、政府と日銀の連携に関する見解にも関心が寄せられている。政府が「骨太の方針(経済財政運営と改革の基本方針)」で緊密な連携に言及したことを踏まえ、記者会見で関連する質問が出た際の植田総裁の説明次第では、相場が反応する可能性もある。
日米金融政策イベントの為替への影響については、米連邦準備理事会(FRB)側の材料を重視する声が多い。大和証券の上田晃裕シニアストラテジストは「2月末以降、為替介入の期間を除けば、米2年債利回りとドル/円はおおむね連動しており、米金融政策が相場を主導している」と指摘。FRBが予想以上にタカ派的だと受け止められれば、ドル高/円安圧力が強まるとの見方を示した。