[ベンガルール 24日 ロイター] - S&Pグローバルがまとめた7月のインドのHSBC総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は、6月の57.1から54.3に低下した。ロイターがまとめた市場予想(中央値)の57.7を下回った。ただ、景気拡大と縮小の分かれ目となる50は上回った。

サービス業の落ち込みが最も大きく、事業活動指数は6月の57.4から53.1に低下し、2022年2月以来の低水準となった。厳しい市場環境、受注キャンセル、顧客からの問い合わせ減少が重しとなった。

製造業活動指数は4カ月ぶり低水準の53.9に低下した。海外市場からの旺盛な需要に支えられ、生産と新規受注は引き続き高いペースで拡大した。

7月の調査は、過去2年間の異例の強い勢いが薄れ始めていることを示した。インドの近年の成長を大きく支えてきたサービス業の減速が鮮明となり、経済は加速の兆しをまだ示していない製造業への依存を強めつつある。

海外向け販売は3月以来の高水準で、輸出受注が明るい材料となった。

企業の景況見通しは前向きさを保っており、採用は需要の底堅さを見込んで7カ月連続で拡大した。

燃料費、労務費、原材料費、輸送費の上昇により投入コストの上昇ペースが加速し、企業はその一部を顧客に転嫁した。産出価格インフレは3カ月ぶりの高水準だった。

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