Takaya Yamaguchi
[東京 24日 ロイター] - 片山さつき財務相は24日の閣議後会見で、過度な為替変動に対しては「断固たる措置を果断にやる」との考えを示した。1ドル=163円台後半で推移する為替相場に対する見解を問われ、答えた。
片山財務相は「(為替の)具体的な水準については、いつものように申し上げることは控えさせていただく」と断った上で、為替対応に関し、「必要に応じていつでも適切に対応する。それは断固たる措置を果断にやるということ」と語った。
ただ、市場の反応は限られ、足元では1ドル=163円70銭台での推移。「介入への切迫感は感じられない。米利上げ観測が是正されても年後半にかけては円安圧力がかかりやすい」(ニッセイ基礎研究所の上野剛志・主席エコノミスト)との声が出ている。
会見では、米外国為替政策報告書で過度な変動は望ましくないと指摘されたことにも触れた。片山氏は「(日米当局は)24時間365日、緊密に協議している。その認識は共通というか、同じ認識だと思う」と述べた。