Stephane Mahe
[レジュキャップフェレ(フランス) 23日 ロイター] - フランス南西部ボルドー近郊で山火事が急拡大し、23日までに1万人超が住宅やキャンプ場から避難を余儀なくされた。熱波と干ばつの深刻化を受けて欧州各地で山火事が発生している。
欧州では今シーズン、熱波が相次ぎ、干ばつが激化。水供給が逼迫し、植物が乾燥していることから燃えやすい状態になっている。世界で最も速いペースで温暖化が進む欧州では、今年焼失した面積はすでに過去20年間の年平均を上回っている。
仏当局の23日の発表によると、ボルドー市西部で急拡大する山火事で少なくとも2400ヘクタールが焼失し、夜間に1万人超が避難した。
ジロンド県当局によると、消防士500人が消火活動に当たっている。現時点で負傷者は出ていないという。
火災は観光地として人気のあるアルカション湾周辺で発生しており、避難者の多くはキャンプ場に滞在していた。
また隣国スペインでは、数日間にわたって続く山火事に引き続き対処している。イタリアでも、シチリア島サンカタルド近郊で大規模な山火事が発生。消火活動に当たっていた59歳の消防士が体調の急変により死亡した。