Kentaro Sugiyama
[東京 24日 ロイター] - S&Pグローバルが24日発表した7月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は54.7と、前月(54.8)からほぼ横ばいとなった。不安定な中東情勢を背景に製品や原材料の在庫を積み増す動きが出ているという。
指数を構成する主要項目では、生産高指数は56.1(前月は54.3)、新規受注指数が54.6(同54.0)、雇用指数は53.7(同53.3)、サプライヤー納期指数は44.3(同37.8)、購買品在庫指数は52.0(同50.8)といずれも上昇した。
サービス業PMIは51.9と、前月の52.2からわずかに低下した。
S&Pグローバルの担当者によると、中東紛争に伴うサプライチェーンの混乱や価格上昇が続く中、製造業からは製品や原材料の在庫を積み増す動きが引き続き報告されたという。サービス業では、企業がすでに低下している利益率を維持するためにコスト上昇分を顧客に転嫁しようとする中、サービス単価の上昇率が加速した。
製造業では、主要な半導体・AI(人工知能)産業における需要の改善が、今後数カ月の成長を引き続き牽引することが期待されている。