Rajesh Kumar Singh Nandan Mandayam
[シカゴ 23日 ロイター] - アメリカン航空は23日、2026年通期の業績見通しを下方修正した。過去最高の売上高や運賃引き上げ、底堅い旅行需要にもかかわらず、ジェット燃料高騰の再燃によって今年の業績は損益分岐点近辺にとどまる可能性があると警告した。
通期の調整後1株当たり損益は0.65ドルの損失から0.65ドルの利益までのレンジを見込む。中央値は損益分岐点となる。
従来見通しは0.40ドルの損失から1.10ドルの利益までのレンジだった。LSEGのデータによると、アナリスト予想の平均は1株当たり0.65ドルの利益だった。
デボン・メイ最高財務責任者(CFO)はロイターに対し、7月初めの時点では、下半期に見込まれる燃料コスト増加分を売上高の増加でほぼ完全に相殺できると予想していたと語った。
しかし、年内の燃料費の見込みは7月初め以降に約16億ドル増加した。これにより、相殺率は「明らかに100%には届かない」水準になったと同氏は述べた。
第2・四半期は燃料費が22億ドル超(83%)増加し、売上高の伸び(約23億ドル)にほぼ匹敵した。運賃引き上げにより、燃料費増加分のほぼ半分を回収できた。
調整後の1株当たり利益は0.15ドルで、アナリスト予想の0.03ドルを上回った。
第3・四半期については売上高が16─19%増加すると予想する一方、調整後1株当たり損益は0.70─0.10ドルの損失を見込む。アナリスト予想は0.28ドルの利益だった。