[21日 ロイター] - 米電気自動車(EV)大手テスラは21日、自動運転タクシー(ロボタクシー)事業を米南部フロリダ州のオーランドとタンパに拡大した。同社は当初予定していた地域以外にも自動運転による配車サービス網を広げている。

今回の事業拡大は、第2・四半期決算発表を翌日に控えたタイミングで行われた。イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が事業の軸足を人工知能(AI)、自動運転、人型ロボットへ移す中、市場は同社の企業価値の多くを支えているロボタクシー事業の進捗状況を注視している。

テスラは昨年6月に南部テキサス州オースティンでロボタクシー事業を開始し、今年初めにダラスとヒューストン、今月にはフロリダ州マイアミへとエリアを拡大してきた。また、西部カリフォルニア州サンフランシスコ湾岸地域でも監視付きでの試験運用を行っている。

これまでテスラがいくつかの事業拡大目標を達成できなかったことから、投資家の間ではロボタクシーの展開ペースを疑問視する声も上がっている。これに対しマスク氏は、意図的に慎重なアプローチを採用していると説明。厳格な安全性試験を行っているからこそ、より迅速な展開が阻まれていると強調している。

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